2017年11月14日

茗荷谷公演も終了しました

先日12日の日曜はラリールさんをお借りしての茗荷谷公演も
無事終了致しました。
ご来場下さった皆さま、ありがとうございました。
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九段公演でもそうでしたが、私どもの演奏を聴きにお越し下さる
方々はとても集中した雰囲気を作って下さるので、
この日も音楽のみに集中して取り組むことが出来ました。

ただ、九段教会よりも会場がコンパクトで、しかもお客様も近く
さまざまなバランスをとることが容易でありませんでした。
個人的にはさらにそれらに神経質になり過ぎて、いろいろ
無理な声の使い方をしたためか、翌日のノド、首回りの凝りが
ハンパなかったです。。反省。
でも共演する若者たちの成長が着実に進んでいるのは確認できました。
ありがたく、うれしいことです。

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(上は公演前の写真のため、筆者の顔は引きつっております)

実は来年の公演については、まだ企画、日程等決まっておりません。
そもそも多くの方々を惹きつけることのできるような路線でない
のは覚悟の上ではありましたが、それにしても経済的にギリギリのラインで
続けておりましたので、来年にむけて熟考を重ねて企画を練っている
ところです。
次回公演日程等具体的に決まりましたら、各情報は速やかに
お知らせさせて頂きます。

まったく儲かりませんが、
数百年前に作られているけれど多分誰も知らない曲を演奏する
「どーだっ(みんな知らないだろ〜(^o^)b)!」っていう喜び、
互いにあれやこれや意見交換しながら新しい響きを獲得していく
「お、こっちのほうがいいねぇ♡」という喜び、
他のパートと絡み合いながら自らの旋律を歌っていく
「そうきたかっ。じゃあこう行くゾ」という喜び、
そしてお客様の顔を見ながら、
それらを共有できる喜びは、
かけがえのないものです。

公式HP:http://beatamusicatoki.wixsite.com/beatamusicatokiensis
posted by おいおい at 10:38| 東京 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月11日

九段公演終了に感謝

昨日は初めての九段教会をお借りして、
まるごとラッソを歌ってまいりました。
お忙しい中お越し下さった
アマチュアからプロの音楽家の皆様、
「通」の皆様に感謝申し上げます。
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リハの際からメンバーが口々に言うのは、
「歌いやすいね〜!」
の言葉。
なにしろアンサンブルでは互いの様子(音)を感じられる
事が必須なので、会場のアコースティックによりバランスも
立ち位置も変えないとうまく歌えないことはしばしばです。
しかし昨日は、互いの聴こえ方や客席からの聴こえ方に
あまり悩むことなく、音楽に集中してリハに臨めたのは大いに助かりました。
大きさも我々にとってはちょうどよく(大盛況になってしまうと
ちょっと苦しいかもしれませんが…)お客様との距離感についても
非常に心地よい空間で、ぜひ来年以降の公演でも
来たい!と思いました。

演奏についてはまだうまく整理出来ませんが、
ともかくいい時間がたくさんあったことは事実です。
明日は「さらに」なんて気負うことなく、
原曲の良さを、わたしたちメンバーで心から味わいながら
演奏させて頂きます。

休憩で食べたラーメンもうまかったあ…(内緒)。。
posted by おいおい at 08:17| 東京 ☀| Comment(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月09日

いよいよ週末の本番へ

昨日最後のリハを終えた。

まだまだだなあ…と思う一方で、この方向で歌っていって
いいのだろう、という瞬間も多く感じられている。

筆者にとっていまだに課題となっていることは、
多声的な場面からホモフォニーに移り変わる瞬間である。
ずっとポリフォニーが続く曲であれば、自分としては
周りを聴き感じながら自分の旋律を歌えるようになってきた、
と思う。

ただ、今回のラッソでもしばしば現れる
「ポリ」→「ホモ」への移り変わりの際に、
(他声部を)待つのでも、拍子通り行くのでもなく
揃って入るのが難しいのだ。
これはきっと器楽や室内楽でも一緒なのだろう。
ブレスを合わせて、
とか言葉で言うのは簡単だが、やるとなると簡単でない。

先の言葉・場面・和音のイメージを共有すること、
そしてもちろんその前の終わり方も共有すること、
は絶対に必要となる。

この精度は残念ながら自分としてはまだまだ改善していかねばならない。
こればかりは自分だけで練習しても意味がなく、
共に歌うメンバーとともに一回ずつの演奏を集中して
やるのを積み重ねるしかない。

* * * * * * * * * * * * * * * *

わたしたちの歌う曲たちは、もう二度と生で聞くことの
できない!…かもしれない曲も数多くあります。
毎回申し上げておりますが、演奏会の中で
これはいい曲だ!!
と思った合唱関係者の皆様には、どうぞそういう曲を
これから歌っていって欲しいと思っています。

あるいは、このジャンルだと歌と器楽、または器楽のみでも
成立するような多声音楽も含まれているので、
器楽の方々もwelcomeでっす!

人類の遺産、豊かさを共有していくこと、
これがわれわれの願いです。

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posted by おいおい at 14:07| 東京 ☀| Comment(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月24日

計量譜の不思議

昨日もTuttiのリハでした。(先週の分は…書きそびれました(~u~;))
台風一過の強風に悩まされつつも、なんとか全員集合。
いよいよ本番も近づき、そろそろそれぞれの曲も見えてきたところです
(遅いって??)。

趣の違う二曲のミサ曲。Lassoによる全く雰囲気も音域もちがうミサ曲を
今回は抜粋にて演奏しますが、これがまた同じ時代の作品だと
思うと彼の卓越した技術に驚かされます。

7つの悔悛詩編曲集より「主よ、私の祈りをお聞き下さい」は通しの
リハーサル。細かく見ると16の部分から成るモテットだが、
さまざま変化する編成をこの団体ではメンバーを替えながら通して歌う形を取る。
以前書いた内容は割愛するが、言葉に添った音型が興味深い。
例えば、
"persecutus"(迫害する)
"turbatum"(乱れ)
"descendentibus"(下る)
"levavi"(持ち上げる)
"confugi"(隠れる)
などなどは、斉藤氏に指摘されるまでもなく特徴的な動きを
している。
あとは各曲のつながりをどのように理解して演奏するかがまだ検討すべき
ところだ。演奏者が、聖書の言葉を理解するとともに、
「作曲者が」それをどのように音楽で表現しようとしているかを
見なくてはならない。

また、"Cernere virtutes"という世俗的な背景によって作られた曲に
ついては、計量譜を使って多くのメンバーが歌うこととなった。
リハの当初から、現代譜ではゴチャゴチャ〜とした歌にしか
ならなかったためである。
筆者はヴォーカルアンサンブル・カペラというグループにて
この類いの楽譜には慣れているが、現代譜を見て歌った
場合のサウンドとは異なってくるのはなぜだろうか。
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ひとつは小節線の有無だろう。
「棒があるだけで大した違いはない」と思う一方で、
音楽教育において小節は大きな『(時間的)区切り』というふうに
無意識に刷り込まれている、とも感じる。現代譜では
小節線を越えるときに何らかの(壁を越えるような)「力」?
が必要になる錯覚を筆者は覚えるのだ。

もうひとつはパート譜であること。
総譜でなくて全体の音楽をどうやって掴むのか、という考えも
あるかもしれないが、逆に個々の旋律が積み重なって全体を
作り上げる、という音楽が開かれるかもしれない。
もともと合唱育ちだった私は、楽譜を縦に(和音を)見たり、
多声部を気にしながら歌うことも大事と思っていた。
しかし、パート譜で歌うことは一層それらを目や頭でなく、
つねに耳で感じながら歌わねばならない、と気づく。
"Don't think ! Feel."
至言である。

こればかりは体験してみないとわからないかもしれない。
機会のある方はぜひ一度でも計量譜にてポリフォニーを歌うことを
おすすめする。景色が変わること請け合いである。

…とはいいつつも、全てについてそのような楽譜が用意できる
わけでもなく、しかも一度"落ちて"しまうと戻れない、というリスクも
あり(^^;)…われわれも全曲このような楽譜を使っての演奏とは
なりません。
聴きに来られる方、もし当日聴いて他の曲と演奏に大きな違いがあったら
ぜひ教えて下さい。もしかして楽譜が違うからかもしれません。

posted by おいおい at 17:38| 東京 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月08日

"concupiscendo"

そろそろコンサートまであと一ヶ月となりました。

先日のリハの様子をご報告。
この日は6声の曲を中心に合わせました。
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Lasso : "Concupiscendo concupisci anima mea"(私の魂は熱望します)
前回も触れた「神様にお願いする音型」(斉藤氏命名!?)が冒頭から現れる。
すなわちCantus1が他の5声部に先がけて歌い出す形だ。
基本的にホモフォニックにつくられているが、6声が揃うのは各部分の終わりの
箇所、そして、"(anima) mea","annnuntiet","(in) toto corde (meo)"
とLassoが強調したいと思われる言葉のところだけだ。
あとは5声、4声、3声といたるところで組み合わせが変わる。
さらに、見えづらいが、この曲には半音や全音での進行がしばしば隠れている。
短い和声全体のブロックが全音の高さの移動をして受け継がれたりもする。
それがなんともムズカしい。。(~u~;)。
こういう曲こそ何度でも聞いて頂くうちに「ほ〜」と
思って頂けるのでないかと思うのだが。
パッと聞いただけでわかりづらいのがこういう音楽の宿命か。

お金と時間に余裕のある方は、どうぞ2回ともいらしてくださいね〜(^^;)
(心の声)
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posted by おいおい at 20:04| 東京 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする